銀行をもっとクールに! 注目Fintech「Simple」とは

注目Fintechの「Simple」を紹介します。注目の価値ありのスタートアップです。「Simple」は銀行をもっとクールに!という標語で創られたスタートアップで、使い勝手が良いオンラインバンキングサービスです。

ムカつかない銀行サービスを作りたくて始まったサービス

出典: https://www.simple.com/

銀行をもっとクールに! という目的で始まったスタートアップでシンプルな機能のオンラインバンキングを提供しています。

Simpleは、創業者の一人であるJoshua Reichが自分の預金を預けていた銀行で “ムカついた”体験をしたことから作られた銀行です。米国の銀行では、顧客に対して様々な手数料を徴収することが一般的であり、中には、預金残高が最低金額を下回った場合に高額の手数料を徴収する場合があります。Joshua Reichも預金残高が維持できずに高額の手数料を徴収された体験をしており、こうした体験がSimpleを開業する契機となっています。

出典: http://www.fujitsu.com/jp/g…

Simpleでは、他行と比べて低い預金金利が設定されていますが、代わりにほぼ全てのサービスを手数料無料で利用できます。また、Simpleでは、リアルな店舗を一切持たず、スマートフォンとVisaデビット一体型のキャッシュカードのみで利用できます。キャッシュカードは全米43,000あまりの提携ATMにおいて手数料無料で利用でき、また、提携ブランドであるVisaが使える店舗でも利用できます。そして、スマートフォンの画面は、シンプルでわかりやすい操作性が追求されており、利用者は、いつ、どの費目に、どれだけの金額を使ったのかが一覧でわかります。画面の開発には、Twitterの共同開発者であったAlex Payneも関わっており、洗練されたデザインとなっています。

出典: http://www.fujitsu.com/jp/g…

Simpleのビジネスモデル

出典: https://www.simple.com/

Simpleのビジネスモデルは手数料を無料にすることにより、誰もが使いやすいオンラインバンキングを提供しています。顧客から預かったお金をSimpleが投資運用などで売上・利益を生み出すビジネスモデルとなっています。

出典: https://www.simple.com/2013

2013年の流通総額は、約1700億円。Simpleに預けられている預金残高は60億円を超えています。2013年と比べてサービスも大きく成長しているので、日本の大手の決済代行会社の八分の一ぐらい、いっているのではないでしょうか。

ここで重要となるのは、Simpleが本当の銀行ではなく、“銀行代理店”として開業した点です。

出典: http://www.fujitsu.com/jp/g…

日本でも2006年より一般事業者が銀行代理業に参入することが認められています。Simpleのように顧客接点に機能を特化して価値訴求を図るビジネスを行うことも可能ですが、一般的ではありません。消費者の価値観が多様化し、一つの企業がその商品企画から開発、提供までを一貫して担うのが困難となる中、金融業界でも機能特化型のビジネスモデルが今後、受け入れられていくかもしれません。

出典: http://www.fujitsu.com/jp/g…

もっとSimpleを知りたい方は

まとめ

注目Fintechの「Simple」を紹介しました。今後もFintech関連のサービスを紹介していきます。

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